税理士が「ChatGPT」を活用してホームページコンテンツを考えるには【動画解説付き】

こんにちは、税理士専門WEB会社FIS DESIGNSの福田です。

新年が明け、「今年こそ新しいツールを活用しよう」
と考えている税理士の方も多いのではないでしょうか。

今回は「ChatGPT」を使って、
税理士事務所のホームページコンテンツを効率的に作成する方法
を解説します。

「ChatGPT」は、ただ回答を返すだけでなく、
アイデアの整理や具体化にも役立つ強力なツールです。

ChatGPT活用のポイント

まず、「ChatGPT」を効果的に使うためには、質問(プロンプト)の仕方が非常に重要です。
以下の4つのポイントを押さえてプロンプトを作成しましょう:

1.具体的に内容を伝える

例:「税理士事務所のホームページで、顧客に響くコンテンツのアイデアを出してください。」
具体的な質問にすることで、的確な回答が得られます。

2.参考情報を与える

例:「所在地は北海道で、顧客層は中小企業の経営者です。」
情報を与えることで、回答がさらに自分の状況に即した内容になります。

3.希望条件を指定する

例:「コンテンツアイデアを5つ、箇条書きで提案してください。」
回答をカスタマイズするための条件を明確に伝えます。

4.追加で質問する

回答がざっくりしている場合、「もっと具体的に説明してください」と掘り下げる質問をします。
一度のやり取りで完璧な回答を期待せず、繰り返しやり取りをすることでより良い結果を得られます。

ChatGPTを使ったホームページコンテンツの作成例

例えば、「税理士事務所のホームページコンテンツを考えたい」とChatGPTに相談した場合、
以下のようなプロンプトを使うと良い結果が得られます:

  1. 「税務申告、税務相談、確定申告支援などの具体的なサービス内容を提案してください。」
    ChatGPTは、サービス内容だけでなく、事例紹介や顧客の声、資料ダウンロードといった付加価値の高いコンテンツも提案してくれます。

  2. 「所在地が北海道の場合、地域に特化したアドバイスも含めてください。」
    地域に合わせた具体的なアドバイスが得られ、北海道ならではの顧客ニーズに応じた提案が可能になります。

  3. 「内容をさらに掘り下げ、顧客が興味を持つキャッチコピーも提案してください。」
    より具体的なマーケティング要素が加わり、ホームページの魅力が高まります

ChatGPTを活用するメリット

  • 時間の短縮
    ホームページのコンテンツをゼロから考えるよりも、アイデアをすぐに得られます。

  • 柔軟性
    質問を重ねることで、内容をどんどん掘り下げることができます。

  • 簡単な操作
    情報を伝えるだけで、AIが多くの提案をしてくれます。

また、同じスレッド内で質問を続けると、
過去のやり取りを元にした回答が得られるため、効率的に深い内容を構築できます。

本日のまとめ

「ChatGPT」を使ってホームページコンテンツを考える際のポイントは以下の4つです:

  1. 具体的に内容を伝える
  2. 参考情報を与える
  3. 希望条件を指定する
  4. 追加で質問する

これらを実践すれば、
プロフェッショナルなホームページコンテンツを簡単に作成することができます。
2025年は「ChatGPT」をフル活用し、
ホームページやその他の業務効率化に挑戦してみてはいかがでしょうか?

今回のコラムの内容を、動画でも解説しています。

執筆者紹介

福田英明
福田英明
株式会社FIS DESIGNS  代表取締役

独立前は、「楽天ビジネス」にて税理士事務所を
中心に士業事務所を担当。
2013年に税理士特化型WEB制作会社FIS DESIGNS
の代表取締役に就任。
300事務所以上の税理士事務所のホームページ制作や、
WEBコンサルティングに従事。
2019年に、税理士向けセミナーポータルサイトの
「セミナーBOOK」の創立に参画。
税理士向けセミナー講演も多数行い、税理士事務所のWEB戦略推進に
日々邁進している。